僧侶向け仏教検定三級を去年十月に受けた。

相変わらず仕事が忙しいです。

ついていけないぐらい。

忙しくて疲れているので簡単にまとめて書きます。

去年、県のトップの僧侶に呼び出されて「僧侶向けの仏教の試験を受けないならビザの滞在許可を出さない。タイ語ができないならこの県に居ることはできない。」のようなことを言われた。

一級から三級まであって、初回は三級から受けることになる。

周りの人の皆が試験(สอบ)としか言わずこれで通じるので正式名称はよく分からないが多分、

นักธรรมชั้นตรี สอบในสนามหลวง

という名称なのだと思う。(正式名称かは別として)

で、タイ語、タイ語と言われたのはこの試験はタイ語ができなければ絶対に受からない試験で、受験したことがないとタイ語ができないという認識になるようだ。

タイ人向けの100%タイ語の試験をなんの配慮もなくタイ人でない人が受けるのは厳しい。

選択問題ではないのがものすごく厳しい。

タイ語による小論文2ページ超と、その他は全て文章題で、回答を長いタイ語の文章で答えるような問題だけで、四科目あり一日一科目三時間のテストを四日連続で受ける。

例えば「〇〇の△△の第四項目が××なのはなぜなのか説明しなさい。」というのをタイ語で言われてタイ語で長い文章書いて答えるような感じの問題。

午前中に出発して夕方に帰ってくるのを四日連続。

四日連続となると受験は行って帰ってくるだけでも大変。

タイ語を母語としない人が受かるような試験内容ではないと個人的に思う。

タイ語が得意と思っている日本人でも問題の意味が分からず全教科白紙で出すのが普通なんじゃないかと思う。

つまりこの試験を受けないとビザ出さないというなら遠まわしに国に帰れということなのだろうかとも思った。

面倒なことになって「日本に帰ります」と言おうかなとも思ったのだけて耐えて言わず受験してきた。

他の外国人の立場の僧侶はいったいどうしているのか知りたい。

試験に行って問題用紙見るまでは選択問題だと思っていた。

小学校、中学校、高校の仏教のテスト問題は見たことがあって教えに学校に行ったことあるし、学校の試験官もしたことがあるから学校の問題は見たことがあるんだけどそれは選択問題だった。

選択問題なら適当にどれか選んどけばいいだろうという軽い気持ちだった。

答案用紙を白紙で提出することは確実に避けられると思っていた。

が、問題用紙を見た瞬間、驚愕した。

ぶったまげた。

 

正式発表は多分受験から半年後の今年の四月。

でも受験して二か月後の去年の12月に非公式に「合格した」という連絡があったそうだ。

関係者が言っているのなら公式に近いのかも知れないけども信じていいのかはまだよく分からない。

公式の合格発表はまだ出てないし合格証明書はまだもらってない。

合格していたとして三級のまま許されるのか、二級受けろと言われるのかはよく分からない。

落ちる可能性が高いなら落ちると恥ずかしいので受けたくない気持ちがある。

この試験は私の場合は受けないと滞在許可出さないと言われたから受けたのだけど、タイ人がこの試験に合格して何のメリットがあるのかは現状分からない。

試験を受けてないタイ人はおそらくたくさんいるが試験合格という資格を持っていなくてもタイ人なら僧侶資格を失うことはなくビザ問題もない。

 

もっと詳しいことはもし時間があって且つ気が向いたら書くかも知れない。