タイのカレンダーと剃髪

今日は満月の日なので朝は村人があつまりました。
そのため今日は托鉢はありません。
小さい村なので10人ぐらいしか来ません。
仏教には土曜とか日曜は関係なく関係あるのは満月の日と半月の日と月食に近い日です。
タイのカレンダーには満月の日、半月の日と月食に近い日が書いてあります。
一般の人が間違えて日曜日に会社に行ったりしないように曜日に気を使っているようにタイの僧侶は満月の日と半月の日と月食に近い日に気を使っています。
タイのカレンダーを売っているのは見たことが無いです。
金出してまで欲しい人が少ないのでしょうか。
酒屋などの店が常連客にあげるのが一般的らしいですが、今まで一度ももらえる身分になったことがありません。
インターネットで満月と半月の日を調べられますがやはり紙のカレンダーも欲しいです。
今は紙のカレンダーはネットから画像をとってプリンターで印刷したものを使っていまが来月でなくなってしまいます。
スマホのタイカレンダーのアプリをダウンロードしたことがありますが、それは満月と半月と月食の区別がつかず同じマークで表示してあって使い物にならかったです。
信者が使うならそれでもあまり困りません。
どれも朝に寺に行く日ですから。
僧侶の場合は、頭を剃る日が満月と月食の日なので区別がつかないと困ります。
(実際はその前日に剃りますが)
満月の日は必須ですが月食の日は必須でないようなので満月と月食の区別もつかないといけません。
同じ寺にいても、月食の日も剃ると決めている人は月食で剃るし、満月の日しか剃らないと決めている人は満月の日しか剃らないことがあります。
今寺に居る別の僧侶は満月の日しか剃りません。
人数が少ない寺の僧侶は頭を剃るのがうまくないといけません。
安全カミソリではうまく剃れないのでわざと刃をむき出しに改造して使います。
下手な人が他人に剃ってあげると剃られた人は血まみれになります。
血が出なかったとしても、下手な人に剃られると毛が引っ張られて痛いです。
誰しもうまいか下手か分からない人に頼むのは怖いです。
私は自分で剃っていますが、自分で剃るのは難しく剃り残しが出やすいため自分で剃る人は非常に少ないです。
他人に剃ってあげるより、自分で自分を剃るほうが難しいので、自分で剃れる人は他人の頭も剃れると思います。
私は複数の人に剃るのがうまいと言われたことがあるので、剃るのはうまいのだと思います。
剃られても痛くないと言われました。
手動のバリカンも下手な人に刈られるとすごく痛いようですが、それと似たようなことがカミソリで剃るのにもあります。
最初からうまかったのではなく、最初のうちは自分の頭を血まみれにしていました。
剃る人の力量だけではなく、カミソリの刃の切れ味も大きく関係しているので、切れ味が悪すぎると判断したら刃を交換する以外にうまく剃る方法はありません。
新品でも切れ味がいいとは限りません。
もったいないですが切れ味が悪いと新品でも捨てたほうがいいです。
一度頭を剃った刃は切れ味が悪く、髭剃り用には使えてももう一度頭を剃るのは難しいです。
剃髪の話はまだあるんですが長くなったのでこの辺でやめます。
同じ刃を複数人で使い回ししたり不衛生な環境で剃るタイ人が多いという話がままだありました。