布団

今頃言う話ではないですが私はタンマガーイ寺院のカバンが好きでずっと使っていたので火事後にタンマガーイ寺院に問い合わせたらカバンと一緒に毛布と薄い掛布団を送ってくれました。
毛布と掛布団は頼んでいませんでしたが寒いだろうと気を使ってくれたのだと思います。
当時は八月で夜も暑かったですが今は寒いのですごく助かっていて感謝しています。
実は長年毛布とか掛布団とかなくて毎年すごく寒い思いをしていました。
火事前は小さい折り畳みマット敷いて毛布や掛布団はなく袈裟をかけて寝ていました。
火事後はゴザの上で寝て寒い日は毛布と薄い掛布団を掛けるという真逆の状態になりました。
毛布といっても日本で一般的なふさふさの毛布ではないです。
仏教には寝床の高さが高くてはいけないという戒律があります。
どう解釈するかは人によって違うと思うのですがクッションが分厚い敷布団はよくないという意味だと私は解釈しています。
僧侶用の座布団も薄くてクッション効果はほとんどないもしくは全くないのが普通です。
戒律的には折り畳みマットよりもゴザの上で寝るのがいいですが体のあちこちが痛くなって夜だけでなく日中も体調が悪くなります。
硬い床の上ではぐっすり眠ることは難しいです。
敷布団の替わりになる小さい折り畳みマットは僧侶へのお布施の品として使われることがよくあります。
偉い僧侶だけ折り畳みマットをお布施でもらえるというパターンが多いですが偉くない私ももらったことがあります。
なぜか折り畳みマットは葬式とか法事などの儀式に使われます。
お布施でもらえることがあるので折り畳みマットの上で寝ている僧侶もいると思いますがゴザ派も多いと思います。
タンマガーイ寺院という大教団では学校の制服などと同じようにほとんどの僧侶グッズは指定のオリジナルの品で統一されていて就寝用のゴザもオリジナルです。
タンマガーイ寺院のゴザは薄いクッションが入っています。
薄いのでクッション効果はほとんどありません。
タンマガーイ寺院は防寒用のトレーナーと毛布が用意されています。
私は五十肩で腕を動かすと痛いのですがゴザの上で寝て大丈夫なのだろうか。
惰性で当分ゴザの上で寝ることになりそうです。