来月はトーtカティン

来月トーtカティンという儀式があります。
この儀式は頻繁にはなくてあっても一年一回。
前回したのは二年前。
いつものお経でいいんなら問題ないですが、この儀式専用の特殊なお経を唱える必要があります。
二年前覚えてももう忘れているんで、暗記作業やりなおしています。
二人だけで唱えるお経があるんですが、今回もやれと言われたので私がやります。
年功でいうと同僚のカンボジア人僧侶と私の二人でやるべきなんですが、そのカンボジア人僧侶はお経の能力に難があるので任務から外されました。
カンボジア人ということもありタイ文字がすらすら読めないんですよね。
そんな状態でタイ文字で書かれたお経の本を見せてこれをすぐ覚えろとかいってもハンデがあるわけです。
二年前は、字が読めないタイ人が二人いました。
タイ人ですがタイ文字を含む全ての国の文字が読めないわけです。
だから二年前も私がやったんです。
字が読めないタイ人の坊さんは何人も身近にいましたが、全員がお経を覚えられずやめていきました。
まあ常識で考えて、なぜ字が読めないのか、なぜ字を覚えられないのかを考えると、お経が覚えられるわけないですよね。
字を覚えられない人はお経も絶対覚えられないと理論は日本人にも当てはまると考えています。
お経を覚えられる能力がある日本人なら、タイ文字ぐらいすぐ覚えてしまいますよ。