風邪と鼻水に対するタイ人の衛生感覚

今、坊さん用のセーターを着ています。
坊さん用といっても色が茶色いだけだけどね。
支給されないから自分で買うしかない。300バーツした。
タイ人やカンボジア人は寒いのが嬉しくてしょうがないらしくセーター買わないね。
暖かくして寝るという習慣がないんですよね。
くそ寒い夜でも扇風機全開で薄着で寝るのが至福の喜びらしいです。
暖かくして寝るという考えは漢方の考えだけど、タイやカンボジアには伝わってないようです。
それでも風邪ひかなければいいけどタイ人とカンボジア人は私より先に風邪をひくわけです。
そしてティッシュを使わずに片方の鼻の穴を抑えて、そこらじゅう勢いよく出して鼻水を出しまくります。
托鉢(たくはつ)の時間、歩きながらでもプシュー、プシューってひっきりなしに鼻水を吹き飛ばしてますね。
部屋の中でも床に鼻水出したりするバカがいるから私にも移るわけです。
汚いという感覚がなくて、わざわざ外に出て鼻水出すのが面倒で、死んでもティッシュは使いたくないそうです。
ティッシュは何があっても絶対使ってくれないです。
お願いだからティッシュ使ってくれとティッシュを渡したことは何回もありますが、過去に言うことを聞いた人は子供ひとりだけですね。
手を洗う習慣もないから鼻水まみれの手で食器を分けたり食べ物を直接つかんで分けたりする人しかいないんですよ。
スプーンとかも、わざわざ口に入れる側をつかむんです。
タイ人の衛生感覚について語れば一冊の本ができるほどの量があるかも知れない。
タイ人だと日本の大学出た人でも衛生感覚は無茶苦茶でした。
幼児期にそういう衛生感覚で育ったタイ人は日本の大学出ても何も修正されることはない。
子猫の時に人に育てられたことがない野良猫が死ぬまで一生人間になつかないのと同じですね。
日本に進出しているタイの大教団は、タイ人スタッフを日本に送り込むために教団の金で日本の大学に通わせています。
大学生なら四年間ビザが出るのでその間、日本で働くことができるというわけです。