モップ洗い用のたらいと、食器洗い用のたらいは死んでも分けない。

モップ洗い用のたらいと、食器洗い用のたらいは死んでも分けないんですよ。
分ける提案をしてもどうしても、いっしょくたにしたくてしょうがないらしい。
タイ人は意見を聞くことをものすごく嫌うんです。
何か言えば意地になって必死で反対ごとをします。
不思議でしょうがないんですが、床を拭き終わったモップを洗った後のたらいの中の水が汚いという考えがないんです。
人によっては、水を入れ替えずにそのままモップを洗った残り水で食器を洗おうとします。
村人全員がそういう衛生感覚なんですよね。
ワンプラという日には、在家の村人が皿を洗ってくれるんですが、わざわざ床をモップで拭いて、そのモップをたらいで洗ってから、同じたらいで皿を洗ってます。
モップを洗い終わったタライをきれいに洗うということもめんどくさがってやらないです。
まだ汚れているまま平気で水を足して食器を洗っています。
タイ人の感覚では、たらいを汚物用と食器用に分けるという作業がめんどくさすぎるんでしょうね。
気にしないで万能にしたら楽をして得した気分になるんでしょう。
そういう感覚だから、便所用のブラシも万能にしてしまう。
信じられないかも知れませんが、都会へ行こうと田舎へ行こうとタイ人ってこんな人ばかりです。
で何か言えば、それがものすごく気にさわるという性格も持ち合わせているから、どうしようもないです。