移籍する寺を決めてきた。
ホームレスになる覚悟もしていたけども別の寺にいけるあてもあった。
全然知らない寺に移るのはまず無理なので知っている寺から選ぶことになる。
隣村の寺も受け入れてくれるとは思う。
隣村は複数あって特にそのひとつの寺は私に対して好意的なのでまず問題なくいけるだろう。
だがそこにはあまり行きたくない。
その理由は携帯電話の電波が弱いことと、やはりここと同じく交通の便が悪く交通費がかかることとか村内の店が遠いとかその他。
生きていくためにはついでに交通の便がいいところに引っ越す必要がある。
でないと毎年のビザ取得時にお金が足りずに終わってしまう。
他に面識ある人がいる寺というと前に住んでいた寺しかない。
9年前に住んでいた寺と8年前に住んでいた寺が選択肢に入る。
まず9年前に住んでいた寺は割と近いので行ってみた。
住職はいなかった。
実は住職の顔とかは覚えてない。あまり話したこともないので。
そこは猫が多くいた寺で猫に会いたくて寺を出た後も何回か行ったことがあるけども数年後には住職以外の知った人はみな辞めていた。
ちなみに知っている猫に会えることはなかった。
処分されたのかな?
私のことを知っている人は超少ないですがなぜか今日会って話した人のひとりは私のことを知っていた。
私が今いる寺の名前を当てたのでどうして知っているのか聞いたら「(私を)見たことあるよ」って言われた。
どこであったんだろう。
なんか坊さんがたくさんいてここの寺に住むのは難しいなと思った。
坊さんが多いと個室の部屋に入れる可能性はほぼゼロだし食べ物もあまりないから。
居た坊さんに聞いてみると定員5人ぐらいなのに20人ぐらいいるらしくほとんどの人は部屋をもらえず雑魚寝しているらしい。
最悪雑魚寝でも我慢するつもりだがもうひとつの寺をあたってみることにした。
もうひとつのあてである8年前に住んでいる寺に行った。
そこの住職の顔は覚えていた。当時は住職ではなかったが。
そして8年前から居る人が他にもいて顔も覚えていた。
その寺がある村の子供たちと私は仲が良かったので寺を出てからも度々その寺に行っていた。
でも当時の子供たちが大きくなってからは行かなくなった。
最後に行ったのは何年前だろう。
実は当時の子供たちと仲良かったことが逆に住みにくい原因になっていると思う。
あまり仲良くすると戒律に触れるので避け合わなければいけないから。
なぜ子供たちと仲良かったかというと寺で日本語教室開いて教えていたから。
その時の私は坊さんではなくて在家だったので仲良くしても問題なかった。
ちなみにほとんどが女の子で天国みたいでした。
今まだ村にいるのかは知らない。
一応当時の子供たちとはFacebookで連絡取り合える状態ですがログインすらしておらず何年も音信不通です。
で、そこの住職が受け入れてくれるというのでその寺に移ることにした。
一応個室もあるらしい。
部屋は見てないけど多分狭いとは思う。
一軒家の小屋ではなく大きい建物に複数の部屋がある感じ。
できれば一軒家のような感じがいいがまあ贅沢は言えない。
私が昔居たときは個室はもらえずテントに住んでいた。
だから個室がもらえるとは想像しておらず雑魚寝も覚悟していた。
まだパスポート受け取り、引っ越し、ビザ取得、人間関係などやらないといけないことや乗り越えないといけないことがある。
気力ないし不安だけどもやるしかない。